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窓・サッシ交換(内窓)の費用と断熱・防音効果を徹底解説

費用相場2026.07.23

窓・サッシ交換(内窓)の費用と断熱・防音効果を徹底解説

「冬は窓際が寒く、結露もひどい」「外の車の音が気になって眠れない」——その悩み、窓のリフォームで大きく改善できるかもしれません。中でも既存の窓の内側にもう一枚窓を取り付ける「内窓(二重窓)」は、比較的低コストで断熱・防音・結露対策ができると人気です。この記事では、窓・サッシリフォームの費用相場を工法別に整理し、内窓の効果や選び方、活用できる補助金まで、わかりやすく解説します。

窓リフォームの主な方法

窓のリフォームには、目的や予算に応じていくつかの方法があります。まずは代表的な3つの工法と、それぞれの特徴を押さえておきましょう。

  • 内窓(二重窓)の設置:既存の窓はそのままに、室内側にもう一枚窓を取り付ける方法。工事が簡単で費用も抑えられ、断熱・防音効果が高い人気の工法です。
  • ガラス交換:既存のサッシはそのままで、ガラスだけを複層ガラス(ペアガラス)などに交換する方法。手軽ですが、サッシ枠の性能は変わりません。
  • サッシごと交換(カバー工法・はつり工法):窓枠(サッシ)ごと新しいものに交換する方法。断熱性能を根本から高められますが、費用は高めです。

近年は、壁を壊さずに1日程度で施工でき、費用対効果の高い「内窓の設置」が特に選ばれています。

窓・サッシリフォームの費用相場

室内側に設置された内窓(二重窓)

費用は工法と窓のサイズ、ガラスの種類によって変わります。以下は窓1か所あたりの一般的な目安で、製品グレードや地域により前後します。

工法主な内容費用相場の目安(1か所)
内窓(二重窓)の設置既存窓の内側に樹脂サッシの窓を増設5万円〜15万円程度
ガラス交換(複層ガラス)単板ガラスをペアガラス等に交換3万円〜10万円程度
サッシ交換(カバー工法)既存枠の上に新しいサッシをかぶせる10万円〜30万円程度
サッシ交換(はつり工法)壁を一部壊して枠ごと交換20万円〜50万円程度

掃き出し窓(ベランダに出る大きな窓)など、サイズが大きい窓ほど費用は上がります。家全体の窓をまとめて工事する場合は、数十万円〜100万円以上になることもありますが、複数箇所をまとめると1か所あたりの単価を抑えやすくなります。

内窓(二重窓)の3つの効果

内窓による断熱で快適になった明るい部屋

内窓が人気を集めるのは、費用対効果の高さに加え、暮らしの快適さを実感しやすいためです。主な効果は次の3つです。

1. 断熱効果

既存の窓と内窓の間にできる空気層が、熱の出入りを大きく抑えます。窓は住まいの中で最も熱が逃げやすい場所とされ、冬の暖房熱の多くが窓から流出します。内窓を設置することで、冬は暖かく夏は涼しくなり、冷暖房効率が上がって光熱費の削減にもつながります。

2. 防音効果

窓が二重になることで、外からの騒音の侵入を大きく減らせます。道路や線路沿い、繁華街の近くなど、車の走行音や話し声が気になる住まいで効果を実感しやすく、室内から漏れる音を抑える効果も期待できます。防音を重視する場合は、厚みの異なる防音ガラスを選ぶとより効果的です。

3. 結露対策

冬場の窓の結露は、断熱性の低さが原因です。内窓を設置して室内側の窓表面が冷えにくくなると、結露が発生しにくくなります。結露はカビやダニ、サッシまわりの木部の腐食の原因にもなるため、住まいの健康を守るうえでも効果的です。

窓リフォームで使える補助金

内窓の設置工事を行う職人の手元

断熱を目的とした窓リフォームは、省エネにつながることから、国や自治体の補助金制度の対象になりやすい工事です。内窓の設置や高断熱窓への交換は、住宅の省エネ化を支援する国の補助制度で、比較的手厚い補助が受けられる場合があります。

ただし、制度の名称・補助額・対象条件・申請期間は年度によって変わり、予算に達すると早期に終了することもあります。また、補助金の対象となる製品や、登録された事業者による施工が条件となる場合もあります。最新の制度内容や自分の工事が対象になるかは、リフォーム会社や各制度の公式窓口で確認するのが確実です。補助金の活用を考えている場合は、制度に詳しい業者に早めに相談しましょう。

窓リフォームで失敗しないためのポイント

大きな窓から光が差し込む快適なリビング

満足のいく窓リフォームにするために、次のポイントを意識しましょう。

  1. 目的を明確にする:断熱・防音・結露対策のうち、何を最も重視するかで最適なガラスや工法が変わります。
  2. 効果の高い部屋から始める:寝室やリビングなど、長く過ごす部屋や不満の大きい窓から優先すると満足度が高まります。
  3. ガラスの種類を選ぶ:断熱重視ならLow-E複層ガラス、防音重視なら防音ガラスなど、目的に合わせて選びましょう。
  4. 補助金の活用を前提に相談する:対象になれば費用を大きく抑えられます。制度に詳しい業者に相談しましょう。
  5. 複数社から見積もりを取る:製品や工事費は会社によって差が出ます。相見積もりで比較しましょう。

内窓は開閉が一手間増える点や、既存の窓枠に十分な奥行きが必要な点など、住まいによって向き不向きもあります。現地を見てもらったうえで、暮らしに合った提案を受けることが大切です。

よくある質問

内窓の設置費用はどのくらいですか?

1か所あたり約5万円〜15万円程度が目安です。窓のサイズやガラスの仕様によって変わります。複数箇所をまとめて依頼すると、1か所あたりの単価を抑えられることがあります。

内窓とガラス交換はどちらがよいですか?

断熱・防音効果を重視するなら内窓の方が効果的です。既存のサッシを活かしたまま空気層をつくれるためです。見た目を変えたくない、開閉の手間を増やしたくない場合はガラス交換が向いています。

内窓を付けると掃除や開閉が面倒になりませんか?

窓が二重になるため、開閉と掃除の手間は増えます。使用頻度の高い窓は開閉しやすいタイプを選ぶ、あまり開けない窓から優先して設置するといった進め方があります。

工事はどのくらいの時間がかかりますか?

内窓の設置は1か所あたり1時間程度で完了することが多く、壁を壊さないため同日中に複数箇所を施工できます。住みながらの工事がしやすいリフォームです。

窓リフォームで補助金は使えますか?

断熱性能を高める窓改修は、国の省エネ関連の補助制度で対象になりやすい工事のひとつです。多くの制度で着工前の申請と登録事業者による施工が条件となります。最新の要件は各制度の公式サイトでご確認ください。

まとめ

窓・サッシのリフォームには、内窓の設置・ガラス交換・サッシ交換といった方法があり、費用は1か所あたり数万円〜数十万円が目安です。中でも内窓(二重窓)は、5万円〜15万円程度と比較的手軽でありながら、断熱・防音・結露対策の3つの効果を得られる人気の工法です。冷暖房効率が上がることで光熱費の削減にもつながり、省エネ関連の補助金の対象になりやすい点も魅力です。目的に合った工法とガラスを選び、補助金の活用も視野に入れながら、複数社の見積もりを比較して、快適な住まいを実現しましょう。

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