Column

内装リフォームの壁紙・床の費用相場と失敗しない注意点

費用相場2026.07.08

内装リフォームの壁紙・床の費用相場と失敗しない注意点

「壁紙の汚れや床のキズが気になってきたけれど、張り替えにいくらかかるの?」「どんな床材を選べばいいのか分からない…」内装リフォームを検討し始めると、費用や選び方で悩む方はとても多いものです。この記事では、壁紙(クロス)と床の張り替えにかかる費用相場、部屋ごとの目安、そして後悔しないための注意点まで、施主目線でわかりやすく解説します。

内装リフォームで壁紙・床を張り替えるメリット

内装リフォームの中でも、壁紙と床の張り替えは比較的手軽に部屋の印象を大きく変えられる工事です。壁や床は面積が広いため、色や素材を変えるだけで空間全体の雰囲気ががらりと変わります。

主なメリットは次のとおりです。

  • 清潔感がよみがえる:黄ばみやシミ、生活キズが一新され、新築のような気持ちよさに
  • 機能性の向上:防汚・防カビ・消臭機能付きの壁紙や、傷に強い床材を選べる
  • 資産価値の維持:賃貸物件や売却前の住宅では、内装の美しさが評価につながる
  • 比較的短工期:6畳程度の部屋なら1〜2日で完了することも多い

まずは、それぞれの費用相場を具体的に見ていきましょう。

壁紙(クロス)リフォームの費用相場

壁に新しいクロスを貼る職人の手元

壁紙リフォームの費用は「1平方メートルあたりの単価 × 施工面積」で計算されるのが一般的です。単価には材料費と施工費が含まれます。

壁紙のグレード別の費用目安

壁紙の種類1㎡あたりの費用目安特徴
量産品(スタンダード)1,000円〜1,300円程度コスト重視。シンプルな柄が中心
1000番台(ハイグレード)1,300円〜1,800円程度デザインや機能が豊富。防汚・消臭など
機能性・デザイン性の高いもの1,800円〜2,500円程度調湿・防音・輸入クロスなど

部屋の広さ別の総額目安

実際の壁紙の施工面積は、床面積のおよそ2.5〜3倍が目安になります(壁と天井を含むため)。

部屋の広さ施工面積の目安費用目安(量産品の場合)
6畳約30〜40㎡4万円〜7万円程度
8畳約40〜50㎡5万円〜9万円程度
リビング(12畳)約60〜75㎡8万円〜13万円程度

このほか、古い壁紙をはがす「既存クロス撤去費」や、下地の補修費、家具の移動費などが別途かかる場合があります。見積もりを取る際は、これらが含まれているかを必ず確認しましょう。

床材リフォームの費用相場

様々な種類のフローリング材のサンプル

床のリフォームは、選ぶ床材によって費用が大きく変わります。また「既存の床の上に重ねて張る(重ね張り)」か「古い床をはがして張り替える(張り替え)」かでも金額が変わります。

床材の種類別の費用目安(6畳あたり)

床材の種類費用目安(6畳)特徴
クッションフロア4万円〜8万円程度水に強く安価。トイレや洗面所に人気
フローリング(複合)8万円〜15万円程度木の質感と扱いやすさのバランスが良い
無垢フローリング12万円〜25万円程度天然木の風合い。価格は高め
フロアタイル6万円〜12万円程度耐久性が高く土足対応も可能
カーペット・タイルカーペット4万円〜10万円程度足触りが柔らかく防音性がある

重ね張りと張り替えの違い

  • 重ね張り(上張り):既存の床を残したまま新しい床材を重ねる方法。廃材が少なく費用を抑えやすいが、床が数ミリ高くなる
  • 張り替え:古い床材を撤去してから新しく張る方法。下地の補修ができ、床下の状態を確認できるが、撤去費・処分費がかかる

床にきしみや沈み、腐食のおそれがある場合は、張り替えを選んで下地から補修するのが安心です。

壁紙と床を同時にリフォームするメリット

壁紙と床は別々に工事することもできますが、同時に行うことで得られるメリットも多くあります。

  • 費用の節約:家具の移動や養生(保護作業)、職人の出入りが一度で済むため、別々に頼むより割安になりやすい
  • 仕上がりの統一感:壁と床の色味・素材のバランスを一緒に検討できる
  • 生活への影響が短くなる:工事期間を一度にまとめられる

特にリビングや寝室など、長く過ごす部屋はトータルでデザインを考えることで満足度が高まります。壁の色を明るくするなら床は少し落ち着いた色にするなど、全体のバランスを見て決めるとよいでしょう。

内装リフォームで失敗しないための注意点

リフォームの打ち合わせをする様子

せっかくのリフォームで後悔しないために、事前に押さえておきたいポイントを紹介します。

1. サンプルは大きめ・実物で確認する

壁紙や床材は、小さなサンプルと実際に施工した後で印象が大きく変わります。特に壁紙は面積が広くなるほど色が濃く・明るく見える傾向があります。できるだけ大きなサンプルを取り寄せ、自然光と照明の両方で確認しましょう。

2. 機能性を用途に合わせて選ぶ

部屋の使い方に合わせて機能を選ぶと満足度が上がります。

  • キッチン・洗面所:防汚・防カビ・耐水性のある素材
  • 子ども部屋:傷や汚れに強い床材、掃除しやすい壁紙
  • 寝室・書斎:防音性や調湿性のある素材

3. 下地の状態を確認する

壁紙の下地(石こうボードなど)が傷んでいたり、床下が劣化していたりすると、表面だけ張り替えても再びトラブルが起こります。見積もり前の現地調査で、下地補修が必要かどうかを確認してもらいましょう。

4. 見積もりの内訳を細かくチェックする

「一式」とだけ書かれた見積もりは要注意です。材料費・施工費・撤去処分費・養生費・諸経費などが分けて記載されているかを確認し、追加費用が発生する条件も聞いておきましょう。

5. 生活動線と工期を相談する

住みながらの工事の場合、家具の移動先や、使えない部屋が出る期間を事前に把握しておくと安心です。ペットや小さなお子さんがいる家庭は、接着剤のにおいや換気についても相談しておきましょう。

知っておきたい補助金・減税制度

内装リフォームの中でも、一定の条件を満たす工事には補助金や減税制度が使える場合があります。

  • 省エネ関連の補助金:断熱性を高める内窓や断熱材と併せた工事が対象になることがある
  • バリアフリー改修:床の段差解消や滑りにくい床材への変更が介護保険の住宅改修の対象になる場合がある
  • 自治体独自の助成制度:地域によってリフォーム費用の一部を補助する制度がある

ただし、壁紙や床の張り替え「だけ」では対象外となるケースも多く、制度の内容や金額・期限は年度によって変わります。ここで挙げた金額や条件はあくまで例です。制度は自治体により異なるため、最新情報は必ず各自治体の窓口や公式サイトでご確認ください。リフォーム会社に相談すると、対象になる工事の組み合わせを提案してもらえることもあります。

優良なリフォーム会社を選ぶポイント

内装工事が進む室内の様子

内装リフォームは、施工する会社の技術や対応によって仕上がりの質が変わります。会社選びで見ておきたいポイントは次のとおりです。

  • 現地調査をきちんと行うか:実物を見ずに金額だけ提示する会社は避けたい
  • 見積もりが明確か:内訳がわかりやすく、質問に丁寧に答えてくれるか
  • 施工実績や事例が豊富か:似た条件の施工例を見せてもらえると安心
  • 保証やアフターフォローがあるか:施工後の不具合に対応してくれるか
  • 複数社を比較したか:1社だけで決めず、2〜3社の見積もりを比べる

複数社を比較することで、費用の妥当性や提案力の違いが見えてきます。「どこに頼めばいいか分からない」という不安を解消するには、まず相見積もりから始めるのがおすすめです。

よくある質問

壁紙の張り替え費用はどのくらいですか?

量産品(スタンダード)で1㎡あたり約1,000円〜1,300円程度、1000番台(ハイグレード)で約1,300円〜1,800円程度、機能性やデザイン性の高いもので約1,800円〜2,500円程度が目安です。

壁紙と床は同時に張り替えた方がよいですか?

同時に行うと、家具の移動や養生の手間が一度で済み、職人の手配も効率化できるため費用面で有利です。仕上がりの色合わせもしやすくなります。

工事中は住み続けられますか?

部屋ごとに区切って進めれば、住みながらの工事が可能です。ただし作業する部屋の家具は移動が必要になります。接着剤のにおいが気になる場合は換気の時間も見ておきましょう。

壁紙の張り替えはどのくらいの周期で必要ですか?

一般的には10年前後が目安とされています。ただし日当たり、喫煙の有無、湿気の状況によって傷み方は変わります。剥がれや浮き、目立つ汚れが出てきたら検討時期です。

床材はどれを選べばよいですか?

耐久性とコストのバランスなら複合フローリング、質感を重視するなら無垢フローリング、水まわりならクッションフロアやフロアタイルが向いています。マンションでは遮音等級の指定があるため、規約の確認が必要です。

まとめ

壁紙と床の内装リフォームは、比較的手軽に住まいの印象を一新できる工事です。壁紙は6畳で4万円〜7万円程度、床は素材によって4万円〜25万円程度と幅がありますが、選ぶグレードや施工方法、下地の状態によって金額は変わります。サンプルは実物で確認し、機能性を用途に合わせて選び、見積もりの内訳をしっかりチェックすることが、失敗しないための大切なポイントです。信頼できるリフォーム会社に相談しながら、納得のいく空間づくりを進めましょう。

リフォームプラザなら、お住まいの地域に対応した優良リフォーム会社への無料一括見積もりが可能です。まずはお気軽にご相談ください。

無料で一括見積もりを依頼する

← お役立ち情報一覧へ