工事準備2026.08.07
「リフォームは何日かかる?」「住みながら工事できる?」「仮住まいは必要?」——工期は工事範囲だけでなく、建物の状態、設備の納期、マンションの管理規約、追加工事の有無によって変わります。この記事では、キッチン・浴室・内装・全面改修の工期目安、在宅工事と仮住まいの判断基準、生活への影響、遅延を防ぐ工程表の見方を解説します。

次の期間は一般的な戸建て・マンションの目安です。同じ設備交換でも、配管移設、下地補修、間取り変更、管理組合の申請が加わると日数は延びます。
| 工事箇所 | 工期の目安 | 使えない期間 | 延びやすい条件 |
|---|---|---|---|
| トイレ交換 | 半日〜2日 | 施工中 | 床の腐食、配管移設、内装同時施工 |
| 洗面化粧台交換 | 1〜3日 | 1〜2日程度 | 給排水移設、壁補強、内装工事 |
| キッチン交換 | 2〜7日 | 3〜7日程度 | 対面化、配管・ガス移設、床補修 |
| ユニットバス交換 | 3〜7日 | 4〜7日程度 | 在来浴室、土台腐食、サイズ変更 |
| 壁紙張り替え | 1室1〜3日 | 施工中 | 下地不良、家具移動、天井同時施工 |
| 床張り替え | 1室2〜5日 | 施工中〜養生期間 | 床下補修、重ね張り不可、床暖房 |
| 全面リフォーム | 1〜3か月以上 | 工程による | 構造補強、間取り変更、設備一新 |
「工事日数」だけでなく、設備が使えない開始日と復旧日、施主検査、手直し、引渡しまでを含む全体工程で確認してください。キッチンの費用と流れはキッチンリフォームの費用相場、浴室はお風呂リフォームの工事の流れも参考になります。
| 段階 | 主な作業 | 施主が確認すること |
|---|---|---|
| 1. 現地調査 | 採寸、下地・配管・電気容量の確認 | 希望範囲、予算上限、居住中の制約 |
| 2. 設計・見積もり | 仕様決定、発注品と工程の整理 | 工事範囲、除外項目、追加費用の扱い |
| 3. 契約・申請 | 工事請負契約、管理組合や行政への申請 | 着工日、完成日、支払日、遅延時の連絡 |
| 4. 着工・施工 | 養生、解体、下地、設備、内装 | 定例報告、変更内容、追加見積もり |
| 5. 検査・引渡し | 動作確認、手直し、清掃 | 傷・不具合、保証書、取扱説明書 |
契約書には着工日と完成予定日を記載し、工程表では解体・設備停止・施主確認・検査の節目を確認します。口頭で仕様を変更すると、費用だけでなく資材の再発注で工期も延びるため、変更内容と金額、延長日数を書面に残しましょう。

部分リフォームは、工事場所と生活場所を分離できれば住みながら進められる場合があります。判断では次の5点を確認します。
在宅工事では、毎日の清掃範囲、電気・水道の停止時間、職人が使うトイレ、鍵の管理、貴重品の保管まで決めておくと行き違いを減らせます。

| 状況 | 仮住まいを検討する理由 | 確認点 |
|---|---|---|
| 全面解体・スケルトン工事 | 生活空間を区切れず、粉じんと騒音が大きい | 退去日、引越し、荷物保管 |
| 水回りを同時に改修 | トイレ・浴室・キッチンが長期間使えない | 設備の使用再開日 |
| 配管・電気を全面更新 | 断水や停電、床・壁の解体が広範囲 | 停止範囲、復旧検査 |
| 耐震・断熱の全面改修 | 壁・床・天井を連続して開口する | 構造補強と天候の影響 |
| 健康・安全への配慮が必要 | 乳幼児、高齢者、療養中の家族、ペットへの負担 | 通院・通学・飼育条件 |
仮住まい費用は、短期賃料だけでなく初期費用、2回分の引越し、トランクルーム、駐車場、インターネット、ペット可条件を含めて見積もります。延長が必要な場合の料金と、完成日が前後したときの入退去条件も確認してください。
追加工事に備えて予備日を設け、発生条件・単価・承認方法を契約前に確認します。見積書の見方はリフォーム見積もり比較の7つのポイント、契約変更の注意点はリフォーム契約のトラブルを防ぐ方法をご覧ください。

工事範囲を分けられ、生活に必要な設備を確保できれば可能な場合があります。ただし、解体範囲が広い工事や粉じん・騒音が長く続く工事は仮住まいのほうが安全で工程も進めやすくなります。
設備交換だけなら数日が目安ですが、配管移設、下地補修、間取り変更を伴うと1週間以上使えない場合があります。解体日から使用再開日までを工程表で確認してください。
解体後に判明する腐食や漏水、追加変更、資材の納期、天候、マンションの作業時間制限などです。現地調査と仕様確定、予備日の設定が重要です。
家賃、初期費用、短期契約料、2回分の引越し、荷物保管、駐車場、インターネット、ペット対応費などを含めます。工期延長時の追加料金も確認しましょう。
着工前に設備・内装・電気位置まで決め、必要な申請を早めに行います。追加変更を減らし、施主確認日と予備日を含む工程表を共有することが有効です。
リフォームの工期は、工事箇所だけでなく下地の状態、設備の納期、申請、住みながら施工するための区画分けで変わります。見積もり時に工程表を受け取り、設備停止日、追加工事の承認方法、予備日、仮住まいの延長条件まで確認しましょう。
リフォームプラザでは、お住まいの地域に対応するリフォーム会社へ無料で一括見積もりを依頼できます。費用とあわせて工期・在宅施工の可否を比較したい方は、お気軽にご相談ください。