網戸・窓まわり2026.09.12
網が傷んでいて、枠と開閉に問題がなければ張り替えが候補です。枠が曲がって閉めても隙間が残るなら、本体交換まで含めて調べます。動きにくさだけなら、戸車などの部品で直る可能性もあります。網戸を注文する前に、困っている場所を「網」「動く部分」「枠」に分けてみると、必要な修理を相談しやすくなります。
掲載画像は確認箇所を伝えるための生成イメージです。特定メーカーの製品・実際の施工事例ではありません。

網戸の交換には、既存の枠を使って網を張り直す方法と、枠を含む網戸本体を取り替える方法があります。「網戸交換をお願いします」とだけ伝えると、どちらを希望しているのかが曖昧です。破れた網を直したいのか、閉まりにくさも解消したいのかを先に伝えます。
YKK AP「網戸を交換するには?-おすすめの網戸や選び方を解説」は、網のたるみや破れ、網を固定するゴムの状態に加え、戸車の故障やフレームの変形を交換検討のきっかけに挙げています。使った年数で一律に決めるより、残す部分が使えるかを見る方が、今の家に合った判断になります。
| 気になる症状 | 調べる部分 | 相談する対応 |
|---|---|---|
| 網の破れ・たるみ | 網、 | 網の張り替えとゴム交換 |
| 動きが重い・ | 戸車、 | 清掃、 |
| 閉めても | 枠の重なり、 | 使い方の見直し、 |
| 枠が曲がっている・ | 網戸本体、 | 本体交換を含めた現地調査 |
表は原因を確定するものではなく、依頼時の伝え方です。例えば「リビングの網が破れた。開閉は軽い」「寝室は破れていないが、閉めた上側に隙間が残る」と分けて伝えられます。複数の窓をまとめて頼むときほど、全部を同じ工事に決めず、窓ごとに状態を残しておくと見積もりを比べやすくなります。

引違い窓の網戸が動きにくい場合、下部の戸車だけでなく、その戸車が走るレールも点検対象です。見える範囲のほこりや異物を製品の手入れ方法に沿って取り除き、それでも引っ掛かるなら調整や部品交換を相談します。枠が傾いている、外れかけている、強く押さないと動かない状態で、開閉を繰り返すのは避けます。
修理店には、どの位置で引っ掛かるかを言葉で添えてみてください。「中央を通るときだけ重い」「閉め切る直前に上が当たる」といった情報です。部品を買う段階では、見た目の似た戸車より、メーカー・品番に適合するかが先。調整ねじの位置や役割も製品によって違うため、説明書を確認せずに緩めません。
網戸の縦枠にある毛のような部材がモヘアです。網戸とガラス窓の間の隙間をふさぐ役割があり、YKK AP「網戸の教科書:なるほど!虫の侵入を減らす使い方」でも窓の枠との重なりを示しています。毛が傷んでいるのか、窓の開け方で重なりがなくなっているのか、枠そのものが曲がっているのか。網目を細かくする前に、端の状態を見てもらいます。
本体交換を選んでも、窓側のレールの不具合が自動的に直るとは限りません。見積もりでは「新品の網戸を入れる」範囲と「今あるレールを直す」範囲を分けて聞くと、完成後に残る作業がないか確かめられます。

引違い窓では、外側のレールを左右に動くパネル状の網戸が使われます。外へ開く窓では、窓の動きを妨げない室内側の固定式や収納式などが候補です。YKK AP「網戸を替える」では、引違い窓向けの網戸と、開き窓などに対応するロール網戸を紹介しています。今の窓にどの種類を取り付けられるかは、窓のシリーズと納まりを照合して決めます。
収納した姿がすっきりしていると、開閉方法に目が向きます。購入前にもう一つ聞きたいのは、網が破れたときに何を交換する製品か。網だけ、ユニット、網戸全体では、次回の手配が変わるからです。説明書や品番を受け取っておけば、将来も同じ条件で相談できます。
LIXIL Q&A「窓の網戸の網は自分で張り替えられますか?」は、網押さえゴムで固定された引違い窓用などは利用者が張り替えられる構造がある一方、アコーディオン型などは専門業者への依頼が必要と案内しています。同じ固定式でも、同社のフレームレス網戸は網戸ごとの交換です。取り付いているものを見ずに、市販の張り替え網だけを買わないようにします。

破れていないのに虫が入るなら、普段どちらの窓を開けているかを見直します。前掲のYKK AP「網戸の教科書」は、一般的な引違い窓を半開きにするとき、室外側のガラス窓は閉め、室内側の窓を開ける使い方を示しています。網戸のモヘアとガラス窓の枠が重なる配置にして、間に通り道をつくらないためです。
「網戸は右」とだけ覚えるより、自宅の窓で室内側の障子がどちらかを見る方が確実です。全開で使う場合も、開口を網戸が覆い、枠同士が正しく重なっているかを説明書の図で照合します。網を新品にしても、配置による隙間や、出入りの際に入る虫までなくせるわけではありません。
張り替える網は、防虫性だけでなく、外の見え方と掃除のしやすさも比べられます。前掲のYKK AP「網戸を替える」では、糸を細くして見通しや通風に配慮した網や、交差部分にほこりが入りにくい網を紹介しています。網目の細かさだけで性能を決めつけず、適合する製品の説明とサンプルで選びます。
例えば、庭を見るリビングでは室内からの見え方を、小さな窓では手を伸ばして掃除できる範囲を優先できます。風が通りにくい悩みが家全体にある場合は、網だけの問題として扱わず、住まいの給気と排気の経路も併せて調べると相談の範囲がはっきりします。
依頼前のメモには、部屋名、窓の開き方、網の破れや開閉の症状を書きます。窓や網戸の品番表示が安全に読めれば控え、残っている取扱説明書も用意します。外へ身を乗り出したり、撮影のために網戸を外したりする必要はありません。大きさは概寸で相談を始められても、発注用の採寸は取付条件を理解した担当者に任せます。
見積書が「網戸張り替え一式」だけなら、どの部屋のどの窓まで含むかを追記してもらうと確認が楽です。張り替える網の種類、押さえゴムの交換、戸車やモヘアの修理、取り外しと再取り付け、引き取り・搬入の扱いもそろえます。持ち帰り作業なら、網戸がない間にその窓を開けてよいか、家族で使い方を決めておけます。
自分で張り替える場合も、対象品の説明書が出発点です。網押さえゴムの太さは網戸によって違い、網を強く張りすぎると枠が内側へたわんで、かえって隙間を生むことがあります。YKK AP「網戸ネットの張替え要領(ブラックネット)HHW16-001」は、対応する網戸の取り外し方や、張り替え後の枠・ゴムの確認を掲載しています。強風時、不安定な足場、高所での取り外しは避け、安全に扱えない大きさなら専門業者へ依頼します。
取り付けが終わったら、施工者と一緒に開閉、枠まわりの隙間、網やゴムの浮き、はずれ止めの状態を確かめます。LIXIL「網戸:お手入れ・張替え」でも、清掃などで外した後のはずれ止めや脱輪防止機構の復旧を案内しています。「網がきれいになった」で作業を終えず、落下を防ぐ部品まで元の状態に戻っていることが完成の条件です。
マンションや賃貸では、注文前に管理会社などへ交換の手続きや手配先を照会します。窓まわりの別工事も予定しているなら、管理組合への工事申請の準備と一緒に進められます。
網の破れやたるみが主な傷みで、枠や開閉に問題がなければ張り替えが候補です。枠の変形や戸車の不具合、枠同士の隙間は、網だけを替えても解消しない場合があります。傷んだ場所を分けて調べてもらいます。
必ずしも本体交換にはなりません。レールの汚れ、戸車の状態、枠の変形などを調べ、適合する部品の交換や調整で対応できるか確認します。外れかけている網戸や強い抵抗がある網戸は無理に動かさず、修理店へ相談します。
窓の開け方や網戸と窓枠の重なり、モヘアなどの隙間を調べます。一般的な引違い窓を半開きで使う場合は、室外側の窓を閉じて室内側の窓を開け、網戸のモヘアと窓の枠が重なる配置にします。出入りの際など、網戸以外から入る場合もあります。
一般的なパネル網戸と同じ方法で張り替えられるとは限りません。ロール式やアコーディオン式は、メーカーと品番から修理方法や交換単位を調べます。LIXILの案内では、フレームレスの固定式網戸は網戸ごとの交換になります。
メーカーが利用者による張り替えを案内している構造で、安全に取り外し・再取り付けができる場合に検討します。網と押さえゴムの適合、はずれ止めの復旧まで説明書で確認が必要です。高所や不安定な足場での作業、外し方が分からない場合は専門業者へ依頼します。
2026年9月12日に確認したメーカー公式情報です。網戸の種類、部品供給、取り外し方は製品によって異なります。採用品の最新の取扱説明書と適合部品を、メーカーや工事店と照合してから手配します。
最初の一歩は、修理したい窓に「網の破れ」「動きの重さ」「閉めた端の隙間」のどれがあるかを書き出すことです。そのメモを修理店へ渡せば、張り替えで済む窓と、部品や枠まで調べる窓を分けて相談できます。窓まわりの補修も含めて頼みたい場合は、内装の修理・補修の相談先へ工事内容を伝え、対応できるか尋ねてみてください。
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